前編感想F



詳細感想6〜善悪の彼岸…誰か彼女を止めてください〜


秋野家。幼馴染というからには神と家も近いんじゃないかと推測されますが…そんな様子は無いようなあるような。 公園が近いです兎に角。で、家から出てきた詩織さん、家の前で物凄い変質者と遭遇。 ……いや、知らない黒レザーで身を固めたお姉さんが立ってこっち見てたら結構怖いと思いますよ… ナオミ様通報されてもおかしくないって。………そして……ストーリー的に必要かつ、なにげなく行われてるこのシーンですが… 結構問題尽くしですよ…?!

……というかまずどうやってバスの1乗客の自宅なんか突き止めたんですか…!!事情聴取にも参加してないし (参加してても無理だろう)月の方から突き止めたんだろうかやっぱり。 それはつまりレイさんの捜査資料でも漁ったんでしょうかナオミ。 …それはレイさんたら極秘資料をそんなに漏れるような保管方法で保存してたってことですか。仮にもFBIなのに! 恋人だから、じゃ通じないって。家族に対してでも守秘義務はあるはず。ついでに不慮の死だから、でも通じないだろう。 何時如何なるときも情報漏洩は最大の懸念の的のはず。(特に今回は海外での極秘捜査だしね!)

そして月の方から詩織さんにたどり着いたんだとしたら、もう既にナオミ様月様に相当探りいれてますよ? 少なくとも人間関係を知れる程度には。…いやあ、恋人、として捜査資料に既に記載されてたのかもしれませんが。 ていうか直接月の所に行かない辺りどうなんでしょう。微妙卑怯だし、あんまり効果がわからない…。 月の家もどうせ知ってるんだろうしねー。いや、例の”愛するもの”から〜ってあれでチェック入れとくのが 最初から目的だったのかもしれませんが。釈然としないなー(…


兎に角詩織さんとナオミ様トーキング。見た目白黒なコンビなのは演出なんですか。 でも詩織さんが正義っこなのは兎も角ナオミ様が悪なのは本末転倒なので違うか…。(含むな) キラ事件の捜査中に死んだの、で微妙表情な詩織さん。…そりゃそうだ。


でもって恋人が危ない人と未知との遭遇をかましているとは露知らず、 入院とかしたら困るからね、でせっせとノート書いてる神。その間にリュー君はミサミサクッキング!を鑑賞中。 …なんでこんなに安っぽいんだろうこの番組…深夜番組だとしてもこんなに安っぽいのは今時無い。 って…随分熱心に見てますが…まだこの時はノート持ってないしなー寿命が短かったからかなやはり。 この時点で多分あと2週間位…?もっと少ないか…バスジャックが3月29日 ラストが4月15日…うーん。いっそ作ってる料理がアップルパイとかだとあざとくて素敵だったんだが(…) いやでも大●愛(強制終了)

番組も終わってミサミサインタビュー中。アングルがよろしいので戸田の脚の長さがばっちり披露(変態) しかし「キラ信者」。早々にこのワード来ました。原作だと2部まであんまり信者、って感じの層は感じなかったんですが (ミサミサは別枠です)どうやら相当浸透済の様子。でも影の処刑人、ってなんだか「必殺仕事人」 なノリなんですが…(ネタが古い)

「キラは私の恩人だし」どうやら映画では両親のアレは公開してない様子。マネージャーも色々必死です。 そしてマネージャー…ヨッシーではなく意外なイケメン。こいつが麻薬所持だったらちょっと萌える(ええ?) でもって激!変態光臨!AD…おい…それはやりすぎだろう…!!!普通に驚愕。 なんだこの過激なストーキングっぷり!どうせ机の上においてあったドリンクのストローなんかも 回収するんだろう(嫌な予想)


で、いきなり大学構内でニーチェ原書(善悪の彼岸)とか読んでます神。…「神は死んだ」は 善悪の彼岸ではなくツァラトゥストラだった気がしますが 無駄にあざとい。誤った判断の肯定、は何処にかかったメタファーなのか気になるところではありますが。

この映画の何処が一番問題って……それはやっぱりナオミ様の激しい暴走だと思うわけで…… というわけで詩織さんと不審者襲来。……名刺態々作ったんですかナオミ様。 どうせ月様と…あと多くてもバス運転手と詩織さんにしか渡してないだろうに…しかもその場でばらすのに。相当浪費。 キラ事件を調べています間木照子ですイニシャルはSMですとか自己紹介。 フラッシュバック中の神に「FBIのレイイワマツと会ってるそうですね?」いきなり切り出すナオミ様。 …この聞き方は本気でどうかと思うんですが。

動揺してるのか、でも普通目的が無きゃあんな一瞬で名前なんか知りえないから寧ろ自然演技なのか… 後者だと強く信じたいところですが、詩織さんのフォローに返した声はめっちゃ上擦ってます。「あ、あぁあ!」 …ときん(違うだろ!)でもって暴走したナオミ様はノンストップで話を押し通す。 「彼は貴方をキラだと疑っていた」…いや、そこまで断定して調べてたわけじゃないと激しく思いますよ?(最早結構ついていけません)

そろそろやばいなーと軽く引いてたら神も「おかしな人だな」(苦笑)。…くっ美声!(…) 「全く仮定の話ですが…」で直ぐ死んだんじゃないでしょう?と切り返す神。ちょっとその断定形は危険だと 思いつつナオミ様はそんなとこに構ってる暇は無いらしい。 ナオミ様は(L信者だということを除けば)原作では至極理性的だった気がするんですが!

「あなたねえ、」と漸く目の前の凄まじい暴走から我を取り戻した詩織さんの至極全うな怒り。 引き続いて神も「失礼にも程がある、」と憤慨するポーズをとります。…いや、神ポーズじゃなくていいと思う其処… 普通に言われてることヤバイし(疲労感)しかし其処でよく分からないのが神クオリティ。「貴女を訴えるかもしれないので貴女の言葉を 書き留めておく」……さらっと出ないよこんな台詞!流石。

捜査員が全員〜で驚く神に「知らない?!」と 刺々しい反応を返すのはなんだか最早暴走、とかいう言葉に収めとくにも足りない気がする…。 詩織さんは「月がキラなわけないじゃない、」と普通に反論。 でもって神は神で「東応大通りに飛び出し事故死☆」状況を書き終わる。 警察庁内カメラで映っていない今回はこれが最善。しっかし月様東大ですアピールは見事に此処だけ。 気付かないって原作読んでなきゃ(別にいらないのか)

で、行こう詩織時間の無駄だ(結構真実だと思いますが)でさっさと立ち去ろうとする神。 でもってそこで夜神月!でフルネーム呼びのナオミ様。怖いっつうに…「私を殺そうとしても無駄よ、 貴方に教えたのは偽名だから」と堂々宣言。某神の「三日前から僕を略」宣言に引き続き なんか言わなくていいこと言おう大会が開催されてる様子。

神が微妙動きを止めたところに、ナオミ様近づいて更に追い討ち。「裁きを受けさせるわ!」…… 裁く、じゃなかっただけまだよかったとしよう…(暴走度軽減)神無言で聞いてますが




ノートの切れ端結構見えてます去りゆくナオミ様に「普通じゃないわね」とやはり尤もすぎる評価を下す詩織さん。 でも横で神、「偽名……」って呟いてます。普通じゃありません。

帰り道リュー君に流石の月も困ったなー的にからかわれ、なんだかもうどうしようもない月様。不幸は連鎖するもので リュー君が軽やかすぎる帰宅をかました其処には既にストーカーの手が入っていたのでした。 シャー芯が画面説明上の都合で相当あからさまな角度で差し込まれてます。ついでに紙のフェイクは無く、 要はカメラ仕掛け人たらちゃんとこれに気付いたらしい。…まああからさまな角度だしね…(まだ言うか) しかし紙のフェイクを戻してあったのと同様、気付いたならまた仕掛けなおすと思うんですが…室内に入ったことを悟られたく ないんじゃないのかー?!はっきり言って色々手落ち。

でもってビバ監視中☆捜査本部……あの、パパとエルエルに監視任せるんじゃなかったんですかーい!! 配慮しようよ的な事を言ったくせに既に二人だけじゃありません。ワタリさんは兎も角日本勢は少し恥を知れ。 エルエルとパパで、息子さんは部屋に入った人間チェックしてますねーとトーキング。 息子の部屋にだけこんなにカメラが…と嘆くパパに、息子さんの性格、ライフサイクル、IQから判断するに 彼が一番キラに近いとエルエル。……んん?あいきゅーは兎に角引っかかるし性格って略。

そして何気なすぎて忘れてたんですが…月様デスノートちゃんと隠してるんですか? いやあ…時間無くて小火と死刑どっちがいいの☆シーンが省かれたせいでそういえば保管場所不明なデスノート。 「怪しいものは見つからなかった」らしいけどどうなのそのへん。まさか原作でもえるえる捜査班を欺いた世界の建築家にデスノートを?!

無言の月様に、無視するなよー林檎がほしいノーと駄々を捏ねるリュー君はこの映画随一の可愛らしさ。 りんご?(きらり)という立ち直りっぷりも愛くるしい…神もそう思ったのか、外出て、「どうした?」 と問いかけたリュー君にこれでもか!って位優しい笑顔振りまいてます。うっわ眩しい! Lを舐めてたんじゃないかーやいやいと面白がるリュー君にさらりと林檎食べられないな…(歩き去り) といちゃつく。この辺矢鱈ラブラブですこの二人。「カメラの死角見つけたくない?」 買う前の商品を放り投げてます神。店員の視線にはご注意。

パソコンでレポートかいてるらしき神。……カメラ気にしてるように見えるのは私の盛大な気のせいだと祈る。 部屋にいるときは殆ど勉強。自慢の息子さんですねと既になんだか品定め中のエルエル。 「息子さん頭いいですね(にんまり)」の例のエピソードがなくなったのはちょっと残念ですが、 パパも「あ、ああ」と頷いたのみならず「将来警察官を目指している」と無意識自慢ってか擁護。 「そうですかー」サドっこは基本的に人の話聞いてません。

どうすれば潔白なんだ…!なパパにしれっと要は犯罪者が死ぬのを待てとエルエル。 追い討ちで「1%でも可能性があるものは徹底的に調べなければキラは捕まえられません」この辺の容赦のなさはやはりエルエル。 でもってビバ権力ピラミッド再び。お菓子串刺し!にして遊んでるエルエルが「どうぞ」とパパに其れをプレゼント! 受け取っちゃうパパは更に其れを回します。くっ…最高!

で監視三日目。花が萎れてますが…ワタリさんがいる限り多分そんなことにはならないと思う(わあ) 食事時に、一服してくるといって席を立ったパパにすかさず松局フラグ。「此処三日ろくに寝てないでしょう?」 と心配するまっつんに家族がこんなときに〜とやっぱちょっとお疲れのパパ。羽織っただけの背広が酷く ダンディーなのでまっつんの行為も致し方ないのでしょう(そんな分析はいらない)指名手配犯が殺されましたニュースに喜ぶ 面々にも容赦なく水差し。むむむな雰囲気が漂ったところで監視も後半戦へ。

監視五日目。エルエル指咥えたまま寝てる…!うわあ色気ー。パパも布団掛けてあげます。 うっすら起きてたらしいエルエルはやっぱり壮絶に色気出てます。薄目薄目!(五月蝿い) うっそりと寝ている夜神家(ってか月様)を見てます。






そういうのは唯の一目ぼれといいます

そしてクライマックスへ駆け上れ☆な詳細感想7へ続く


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