前編感想B



詳細感想2〜人前でなんて出来ない〜


運命の出会いから4ヶ月後ーでました捜査本部(仮)!キラ資料見ながら、厚生省に任せようとかいってます。 パパは断固として立ち向かうご様子。しかしやっぱり部長。なんかめっちゃ違和感がありますが…しかも 「俺は」許せない!…パパ一人称俺!?でもパパを送り出すときのウッキーの恭しい態度にはがっつりときめいた(嘲笑)

そして長官室。え…津川雅彦…!その服装かっこいいよ!(限定?) そして更に藤村ワタリ!うわそのまんまじゃん!凄!そして更に更にL登場。いやパソコンだけど。
正規分布(f(x)=1/√(2πσ^2)exp{-(χ-μ)^2/2σ^2})とか持ち出してパパたちの説得にかかってます。 原作より饒舌と言うかスマートと言うか…単独犯でない訳とか結局原作は主に松田の馬鹿のせいで言う機会 逃してたからね!

「それはまた後程、楽しみにしてて下さい」とやはりなんだかスマートに話を切り上げるエルエル。 ちょっと格好いいじゃないですか、これはおばかのこじゃ勝てないかもと要らない心配が駆け巡りますが、 原作より寧ろ周りの反応は冷淡。何だか全体的に「悪認定」の神より「正義認定」のエルさんのほうが よっぽど冷遇されてる映画だ…。信じられるというよりそれしかない的パパはなんだか渋いお顔。素敵(違) ……しかし長官たら途中から寝てたのかってくらい話聞いてない。画面を一顧だにもしません。潔い(え

ところ変わって神自室。ていうか専門書の多い部屋だね本当…垂涎(え?)「キラ」検索結果で かなりご機嫌のご様子。皆気付いているんだ口には出さないだけで―なんか微妙な倒置はばりばり台本臭いのですが 放置して演説は進む。犯罪者の居ない理想の世界を作るんだ!変なポーズ度はそんなに高くありません。残念。 「正義の裁きをするものの存在、それはキラつまり、僕だ」うーん絶好調。リュー君も只管素敵に暴走している神に 面白がってるご様子。まあ多分ご機嫌な神に林檎貰えたからだろう(そんな)そして ここでドン!「未来は僕の手に委ねられている」はい、煽りアングルはいりましたー。更にかっとばすぜ神。素敵すぎる(もういい)

なんだか怪しげなメルマガに登録までしちゃった神。でもまあ原作より自然な流れ…原作ってあれでもしTV ついてなかったら関東地区限定できてなかったと言う綱渡り。まあ裁き☆の為にニュースつけてるだろうくらいは 考えてたんでしょうが…神だって世界の建築家読んでて見てない可能性があるかもしれな…(ありえない)

はい序盤山場初対決!!それでもってリンドLテイラー氏!…えええかっこよくねえー(酷!) これじゃどっちかというとキラ批准派に回った某合衆国大統領みたいだよ!ハネ毛のリンド氏の夢は木っ端みじんこ に砕け散りました。でイーングリッシュ。いや全世界とか銘打ってるからには当然なんだけど…中国語(アジアver)でいきなり話されるよりいいけど 、翻訳ちょっとしょぼくないか(待)

私はL派(違う)とかいう訳と訳者のテンションの微妙な演説をしかし神冷静に聞いてます。原作でキレてたのが真夏の夜のユメのように 穏やか!「キラはまれにみる自己顕示欲の強い、正義感面した、恥ずべき幼稚な犯罪者」(長いよ)とまで言われてるのに 「幼稚か…確かに」はい肯定!……いやでも、あの訳者のせいで冷静に聞けたにリンゴ1個賭ける。原作だと エルエルがドラマティーックに糾弾してるイメージがあったから余計にギャップがあったりなかったり。でも画面に向かって 「ご自由に?」とか言っちゃう月様確かに幼稚。可愛いからいいか

でもって例のお前のことは分かってる(いや考えって入れようよ)演説に、キレるというより 「そんなこと言っちゃうほうが幼稚なんだよ☆」なノリでさらさらとデスノート。ううんなんだかめちゃくちゃ 余裕ですね月様。原作と違って元々字が曲がってるせいでかなり平素と変わりません。 原作はいかにも書きなぐった!って感じだったからなー。

「もう少し君とのゲームを楽しみたかったよ、エル」うう映画固有の騙し予告効果にまんまと引っかかったことを 此処で知る羽目に。予告でこの台詞ラストにきてたよねー。はい竜崎氏に(直接でなくても)言ってくれるものだと期待してた (無理だろう/冷静になれよ)……しかし余裕の笑みのふじわらいとはかっこいい上にまたも無駄激★美声なので素直にときめいとく(ええ)

そして街頭TV映像でばっちりリンド氏退場。詩織さんもちゃっかりTV鑑賞組に居ます。 スタジオではリンド氏死亡確認取ったりなんだったりカメラ切れとかなんだったりと大パニックで 画面は「LIVE」表示のまま静まり返り。 この辺は演出上手かった。月が肩竦める感じで、TVから興味をなくして机に向き直ったところで しんと静まってたTV画面から「L」仕様画面にチェンジ!でも神ばっと振り向くのではなく、 段々と振り向いてます。静けさが際立っていい感じ!(五月蝿い)原作ではははとか言ってたのとは多分違う人です。 おばかのこのほうが天才より余裕。

言いたい放題のエルエルのテンションに暫く付いていけてないおばかのこ。内容についていけてないのではないと信じる。 しかしエルエル…殺してみろって言ってから殺せないようだなの間が短いよ!あれじゃ本名と顔知ってても殺せないって…
捜査本部ではまっつんが興奮してます。一言も松田だと紹介がないのに松田だという明確な馬鹿っぷり。 こんな捜査員をコネで警察に入れた奴、それこそが悪だ(c神)…しかしパパの「口を慎め」は 腹に来る重低音…松田ったらそれ狙いか。意外に黒いな(勝手な憶測で話は進む)

で神。「お前を死刑台に送る」台詞で始めて激昂。スタンディングオべレーション(ではない)で頑張る。 でもあれじゃ内容にキレたってよりリュー君が「怒んないのか?」的目で見てたからにしかみえない。 リュー君其処まで可愛いのか神(多分違う) 私が正義だ!で画像唐突に終わっちゃうわけですが。いやあの飛行機には何の意味が(…) 「必ずお前を探し出して略」の電波交流は省かれてしまいました。…まあ機械音声とハモるのがあんまり美しくなかったんだろう(身も蓋もない)

「新世界の神」ワードはここで初登場。意外に自然に紛れてたのは藤原の実力なのか脚本の陥穽なのか。 しかしリュー君の影はあざとすぎるのでマイナス1P(何の)そしてパパも滅茶苦茶苦々しげです。 「キラのやってることとなんら変わりないじゃないか」…誰か突っ込むべきだったことをさっさと言いました流石パパ。 相当強者。










無意識に隔絶する
自分に薄いかもしれぬ壁の厚みに慢心する
顧みるのでなく、愛おしむその絶対的優位からの愛顧であることを
知っていたくせに




日が変わり詩織さん来訪。粧裕ちんに「裁判所は(役に立たない)?」と問いかけるのはなんとも青い可愛らしさ(何様) ドアに挟まれる粧裕ちんは多分月様意図的。流石シスコン。世界の建築家の位置を確認後詩織さんを部屋に招き入れ。 いちゃついてるとこお前にだけは見られたくないんだよ粧裕ちんを追い払うあごしゃくり動作はやたらかっこよかった。 傲慢かな?(cKAMI)

エルエルの演説語り。Lのやり方が汚い、…ではなく美しくないと月様嘲笑。美しくなければ意味がないんですか神。 「これは一種の革命と呼べるんじゃないかな」神節大発揮。「革命は常に裏切られてきたわ」監督は詩織さんのこういうキャラ付けが大好きのご様子。 しかしリュー君に五月蝿いなとか言っちゃう神のおばかっぷりの可愛さに半分打消。



詩織さん多分黒い(邪推)てかあれは聞こえてた表情だった(…)

表に出よう!とちょっと微妙な言葉回しでさっさと部屋を出る月。そして美術館デート!うわー凄いプラン(え) 挿入歌の入り方が激しく不自然なのはさておき、物凄いメロドラマ空気はまるでここだけ違う映画のよう。 「僕たちもしてみる?」おおぉおい神!原作の神の方がどっちかというと軽くやりそうですが、原作の神は 多分絶対こうは言うまい…そしておばかちん神は言動に不自然はあんまりないけど、本当にやったら凄い勢いでギャップ がある…うまくいかないね(何が)

「よっぽどのことがないと出来ないよ」ここで伏線張るかーって感じですね。まあそりゃそうなんだけど 詩織さんの想定する「よっぽどのこと」ってどんなのか気になる気になる。まさか命の危機に迫った時限定じゃあるまい…。 「詩織なら分かってくれる」月様は、なんというか詩織さんにどの程度入れ込んでいるのか演技と本心の境界線の分からない所。 理解を求めるのか許容を求めるのかぶっちゃけ詩織自身を求めたりしてるのか。希望としては理解者のほうで。

美術館がいきつけっぽい二人に軽く不安を抱きつつ …そして詳細感想3へ続く(…


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